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読書の楽しみ

21日に今年最後のパン教室が終わった後は、なんだか気が抜けてぼーっとし続けている。
22~23日に温泉に行き、体の力が抜け、ふにゃふにゃになる。
ぼんやりしながらも奥田英朗の長編『オリンピックの身代金』の続きが気になり、遅くまで読む。

奥田英朗氏の本は会社員時代に後輩女子Yちゃんから『インザプール』を勧められて読み、度肝を抜かれ、続編の『空中ブランコ』以下、ほとんどの作品を読んでいる。同じ作家の作品とは思えないほど、それぞれ作風が異なっているように感じる。どれもおもしろい。

通勤・通学に電車を使っていた私は、若い頃から常に本を持ち歩き、車内では睡眠か読書をして過ごしていた。同僚には本好きが何人かいて、Kさんは電車を降りてからも歩きながら”芦原すなお”の文庫本を読みふけっていた(話しかけるなオーラ満載)。その後、北村薫作品を「読んでみて」と貸してくれた。
後輩男子Oくんからは海堂尊の『チームバチスタ』シリーズを勧められ、私からは高村薫を勧めるなど、情報交換。

私は、けっして難しい本は読んでいなくて、楽しみで読んでいるものがほとんど。そんななか、たまに「あー、この本に出会ってよかった」と思えることがある。多分私に本を勧めてくれた人は、その気持ちを伝えたかったんだろうなあ。

高校のときにAくん(彼氏ではない。美人の彼女あり)に「これ読んでみて。ほんっとうにいいから」と『ノルウェイの森』を渡された。そのときは途中まで読んだけど、最後まで読みきれず、返した。Aくんから「どうだった?」と聞かれたけど、たいした感想も言えず、ご期待に沿えず・・・。
今、松山ケンイチ主演で映画やってますね。その頃のことを思い出してしまいました008.gif
by tomoppe-niconico | 2010-12-28 00:00 | | Comments(0)
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